石田衣良原作『娼年』映画化!主演・松坂桃李。過激な内容どこまで映像化?

松坂桃李主演のR18映画が公開されるとあって、話題になっていますね。

この映画『娼年』は『池袋ウエストパーク』などを書いた作家・石田衣良の小説が原作です。

第126回直木賞候補にもなりました。

当時私は中学生か高校生だったのですが読んだ時にかなり衝撃的だったのを覚えていますし、今でも好きな作品の一つです。



『娼年』は一風変わった恋愛小説

一見するとかなり際どい描写も多いので恋愛小説なのか?と思ってしまう内容ですが、かなり深い心情を描いている作品です。

恋愛にも大学生活にも退屈し、「女に興味がない」「行為はつまらない」と言い、うつろな毎日を過ごしていたのが主人公のリョウ(森中領)。ある日、ボーイズクラブのオーナに見出され「娼夫」として働くことに。
という内容で、主人公は男性なのだが、私はよく男性である作者の石田衣良がこんなにも描けたなぁと思うくらい、女性の内面や、性への渇望、奇妙とも呼べる癖が繊細に描かれています。
個人的に、あぁ、世の女性もそれぞれに密かに隠し持った秘密があるのだなぁと、少し安心した覚えがあります。どのエピソードが、とは言いませんがw

映画を楽しみにしている方も、もし原作を読んでいないのなら一度読むことをオススメします。

続編や漫画家もされた『娼年』

『娼年』には続編である『逝年』も出版されています。

また『娼年』『逝年』ともに幸田育子作画で漫画化されています。

個人的には小説の方が想像力が掻き立てられ、非常に心を抉られるので原作の小説をオススメしますが、漫画の方がとっつきやすい部分もあるかもしれません。



2016年に松坂桃李主演で舞台化

そして今回映画化で話題になっていますが、実は2016年に既に松坂桃李主演で舞台化されていました。

舞台で一糸纏わぬ姿で役者同士が文字通り肉体と肉体でぶつかり合っていました。

吐息などが本当に生々しく、異様な熱気に包まれていました。

残念ながら舞台を見逃した方や、舞台化を知らずにいた方も今回の映画化は嬉しいのではないでしょうか。

今回の映画(松坂桃李主演)でどこまで描かれるか?

さて今回の映画ではどこまで描かれるか、非常に楽しみです。

小説では自らの想像力で映像を補って読んでいました。
舞台では限られた舞台装置の中での役者そのものの演技。

映画という小説や舞台とは全く違った表現方法でどう映像化してくれるのか。

舞台でも主演を努めた松坂桃李さんも

「舞台では表現できなかったこと、映像だから表現できることが『娼年』にはあると思う」

とコメントしています。

舞台で演じた彼だからこそ出来る演技もあると思います。

舞台ではまさに一糸纏わぬ姿で演じきった役者陣ですが、それはある意味舞台という限られた空間だからこそ出来たものかもしれません。

映画でも変に誤魔化さず描いてほしいと思いますし、同時に映画だから出来る映像表現で、単に直接的に描く以上の表現をして欲しいなと期待してしまいます。

正直なかなか原作を超える映画に出会ったことがないのでスクリーンで観るべきかいまだ悩んではいますが。

監督を務めるのは、劇団「ポツドール」主宰者・三浦大輔で過去作品には『ボーイズ・オン・ザ・ラン』『愛の渦』『何者』『裏切りの街』などがあります。

その他キャストは、元宝塚歌劇団花組のトップスター真飛聖冨手麻妙、ベテラン俳優の西岡徳馬、江波杏子

松坂桃李さんと絡んでいく女優には桜井ユキや佐々木心音をはじめ、馬渕英里何、荻野友里、大谷麻衣、階戸瑠李など。

リョウ(松坂桃李)の友人に小柳友、クラブの同僚役に猪塚健太などが名を連ねています。

注目の映画『娼年』は4月6日から公開です。



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Kazinga!

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器用貧乏ならぬ器用リッチ。日本を拠点に海外を転々としたりしています。 好きな言葉『為せば成る為さねばNOOO!!』刈上げ女子に萌える30代♀