アメリカ・ラスベガスでの乱射事件から拡がる波紋と銃規制への願い

考えるだけで背筋が凍りそうな思いに襲われる。

ラスベガス、現地時間2017年10月1日の夜に、59人以上の死者、500人以上の負傷者を出した米史上最悪の死者数となった銃乱射事件が起きた。

標的となったコンサート会場

アメリカのラスベガスの中心通りラスベガス・ストリップで行われていたカントリーミュージックの野外コンサートで約2万人以上の観客が集まっていた会場に向けて10分以上に渡り銃声が響いたという。

乱射された場所と容疑者

会場から少し離れたマンダレイ・ベイ・ホテル(Mandalay Bay Hotel)の32階からスティーブン・パドック容疑者(64)によって自動小銃が乱射された。ライフル銃など約16丁の銃が発見されたホテルの部屋で容疑者は事件後に自殺した。




事件によりネットに駆け巡った誤情報

この事件の直後にインターネット上では不確かな容疑者の情報などが流れ、SNSのフェイスブックやグーグルを通じて拡散されてしまうという事態が起きた。

特に波紋を呼んだのは匿名掲示板「4chan」で書かれた犯人とされた不正確な身元情報の記事だという。

まもなく記事は削除されたが、誤った情報流出の再発防止に向け検索アルゴリズムの改善、そして問題点の修正に努めると発表している。

事件を知って思うこと

ネットでは事件時にコンサートを行っていた歌手が一言も言わずに逃げたことなどを非難する声もあるが、それは非難するべきではないだろうと。歌手はヒーローでも何でもないのだから。憎むべきは乱射事件を起こした容疑者であり、そして容疑者にその行動を可能にしてしまった銃社会なのではないかと思う。

ラスベガスは観光地としても有名で私自身も過去に3度ほど訪れたことがあるし、家族がアメリカに住んでいるので、今回の事件に巻き込まれる可能性は十分にあった。誰にでも起こり得たんだ。そう考えると心の底から恐怖と、そして悲しみ、怒りを感じる。

「銃」というワードが出たニュースでハッピーなことなどがあっただろうか?

パートナーのイギリス人の言葉を借りるが、「アメリカは、アメリカの銃器法はどうかしている。なんでそんなに銃に執着するのか。”オバマが銃を取り上げるのが怖い”なんて言っている意味が分からない。」
私はアメリカ批判をする気はないけれど、彼の言うことには概ね賛成で、自己防衛のために銃が必要だと訴える人が多いというけれど、そもそも銃がなければ銃がある状態よりも身を守らなければならない状況は減ると思う。

今回の事件を受けて多くの人々がSNS上などで銃規制の強化を求める声を上げている。銃乱射事件が起こる度に声が上がるが実際には何も変わらないのが悔しい。

いつの日が地上から銃をはじめ兵器がなくなり、映画やゲームの中だけのフィクションになることを願って止まない。

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Kazinga!

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器用貧乏ならぬ器用リッチ。日本を拠点に海外を転々としたりしています。 好きな言葉『為せば成る為さねばNOOO!!』刈上げ女子に萌える30代♀