ピアスホールが化膿した時に有効なホットソークについて以前書きました。
今回はピアスをこれから開ける方や、なかなかピアスホールが安定しない方へピアスを開けた後のアフターケアについて書いていこうと思います。
私自身は右耳たぶに2つと軟骨、左耳たぶに1つと舌に1つ空いています。
ピアス上級者に比べれば全然まだまだですが、最初の頃はしっかりケアしているのになかなか安定せずによくなったらまた少し膿んだり、という経験をしました。今ではホールが順調に安定する方法を見つけました。
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ピアス開けた直後からピアスホールが安定するまでのケアは洗浄のみがベスト!
もうね、説明は後でしますけど、大事なことなので結論から言っちゃいました。
開けた後はこまめに消毒して、とかピアスを外してピアスホールの掃除用のフロスを、とか考えると思いますし、ネットでも書かれていることがあると思います。
消毒はするべきときがあるんですが、それは後述します。
ピアスホールのフロスはピアスホールがちゃんと完成した時に使うものです。こちらも後程消毒と一緒に説明しますね。
とりあえずピアスを開けた後、ホールが安定するまではやめてください。
膿みますし、何年も安定しないピアスホールが出来ます。
それどころか悪化したりしたらかぶれが広がったりもっと大変です。
さて、まずは洗い方についてです。
【洗浄方法】
・基本的には洗い流すだけ。
【大事なこと・ポイント】
・ピアスを動かさない、穴に触らない
【汚れが気になるとき】
・石鹸などの泡を乗せて、しばらくしたら水で流す
これだけです。
ちゃんと洗えないじゃんと思ってピアスを前後させたりくるくる回したり…しないでください。
過去の私はくるくるしてました。よくないです。
なんでよくないかと思うと思いますが、ピアスの穴ではなくて「傷」だと思ってください。
傷をゴシゴシ洗ったり、グリグリ金属の棒でこねくり回したりしませんよね?
ばい菌だらけの手で触ったりしないですよね?
なんで消毒がダメなのか?消毒するのはいつなのか?
さて、ばい菌だらけの手で触らないってことはやっぱりばい菌がついたら良くないんだから、ばい菌を殺してくれる消毒をするべきなんじゃないの?
と思うと思います。私も思っていました。
でもね、簡単に言うと消毒液は強力すぎるんです。
人間には傷が出来ると治すために身体から「傷を治せ~という指示を出す成分」だとか治りかけた頃に「死んだ細胞とか細菌を除去してくれる細胞」が働いてくれます。
消毒液はそんな成分や細胞までも殺したり、働きを弱めちゃうんですね。
だから、強力な消毒液の使用はよろしくないんです。場合によっては皮膚にもダメージを与えるし、強力すぎる場合は皮膚が溶けることもあり得るんです。
治りが遅くなるどころか炎症を起こす原因になっちゃうんですね。
ちょっとしたばい菌を減らすには洗浄で十分です。
洗浄ではもちろん全てのばい菌を落とせませんが…ばい菌は増えなければいいだけなんです。
わずかなばい菌くらいであれば炎症を起こすまでには至らないんです。
増えるスピードよりも良い成分や細胞が倒してくれるほうが生かされる状態になります。
人間の体ってすごい!
【消毒するべきとき・活用するとき】
- ピアスホールをあけるとき
ピアスの穴をあける前ですね。傷が出来る前、とも言えます。
耳たぶなど開ける部位や手指、使う器具の消毒は大事です。 - 安定した後、ピアスホールが臭いとき
ピアスの穴も皮膚なので代謝しています。
皮膚は常に生まれ変わっているので放っておくと死んだ皮膚とか老廃物が溜まって臭くなります。お臍と一緒です。
そういう時は消毒して清潔にしてあげると匂いが解消されます。
(※安定したピアスホールですよ) - ピアス本体
しばらく使っていなかったピアスを付けよう、というときなどにいいです。
仕舞うときにも一度消毒、洗浄しておいてあげるといいですね。
ただ樹脂製のものなど素材によっては消毒液が良くないものもあるので気を付けてください。
※ちなみに「死んだ細胞とか細菌を除去してくれる細胞」が働いているときはこの細胞が出入りするために血管が膨張するので赤みを帯びるし、体液でちょっと腫れます。
痒かったり痛みを感じたりもするんですが、ここで気になって触ってしまったり、変に冷やしたりすると、長引きます。数日でおさまるはずなので我慢です。
※あまりに腫れ過ぎていたり、かぶれたり、膿が出る場合など明らかに異常な場合はアレルギーなどが考えられるので病院に行きましょう。
ファーストピアスは何がいいか?
前述でアレルギーという言葉が出ましたが、人によっては金属に対してアレルギーがあったり、合わないものがあると思います。
自分に合ったものをまず調べましょう。
そして安定するまではいじらないのが鉄則なので、バイトで透明ピアスしなきゃ!とかいう状況が考えられる方は初めから透明のストレートバーベルなどをファーストピアスに選びましょう。
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樹脂製の軸の細い一般的な透明ピアスなどはおすすめしません。
安定していないときの樹脂製ピアスは雑菌が繁殖しやすいです。(安定してからならいいですけどね)
また軸が細くて柔らかいものが多いのでファーストピアスには向かないです。
ピアスホールが安定しているかの目安
穴が窪んでいるが安定したピアスホールの目安ですね。
- 開けてから数日は「傷を治せ~」時期。
- 数日から1ヶ月は「なんか邪魔なものがあるから傷くっつけられない…新しい皮膚つくらなきゃ」時期。
- 数週間~数か月は「結構皮膚になってきたなぁ」時期。
- 数か月~1年で「しっかりした皮膚だぜ」時期。
という感じになります。
3あたりから安定期と言えます。3~4に行く頃にようやくセカンドピアスに変えれるようになります。
このサイクルを最大限にはやめてはやく安定させるためにも身体の機能をしっかり生かしてあげることが大事になります。
ということでLet’s enjoy piercing~~~
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