勉強って苦しむもの?苦労や努力それ自体は美しくなんてない

先日、とある番組で母親の発言に批判が殺到したそうです。

勉強をしている子供の姿で

「悩み苦しんでいる顔を見ると安心する」
「楽しそうにしているから調べ物を止めさせた」

というものでした。

それを読んだ私はあまりの衝撃にちょっと思考がストップしました。



自分の中にある「常識」という囲い

私は、自分の子供の苦しむ姿を見て安心する親がいる、というところに衝撃を受けました。
自分だったら楽しそうに勉強している子供をみたらとても嬉しいからです。子供いませんけども。

・目的と方法を履き違えている
勉強は本来は楽しいもの
・苦しみながらよりも楽しみながらのほうが記憶は定着する
・子供が可哀想
・モチベーションさがるだろうなぁ

などの批判や意見もありました。

番組内では尾木ママがバシッと
「もったいない。可能性を潰しちゃった。勉強とは遊びなんですよ」
と言っていました。

勿論そうですし、はっきりと言ってくれて良かったのですが、でもそれ以上に私はこの母親の精神状態や母親自身の育ってきた状況について考えてしまいました。

おそらくこの母親は尾木ママや世間がそう言ったところで、頭では理解するかもしれませんが、心の奥底で納得出来る訳じゃないと思うんですよね。
元々彼女自身も好きで苦しんでいる子供を見て安心している訳ではないと思うからです。

彼女の心の奥底に根付く常識として「勉強は苦しむもの」という考えが根付いているから、頭で考える以上の大きな力で「苦しんでいる=しっかり勉強している」という方式が正しいと思ってしまっているからです。

これを覆すのは大変なことだと思います。

きっと彼女自身、勉強がとても嫌いで苦しいことばかりだったのかもしれません。
彼女が彼女の親に言われてきたり、大人を見ながら感じたのかもしれません。

「努力しないとダメになる」
「勉強しないとちゃんとした大人になれない」
「良い子でいなきゃいけない」
「苦労は買ってでもしろ」

とかでしょうか?

ちゃんとって一体なんでしょうかね?

努力=立派
苦労=成功

こんな方程式があるんでしょうか?

でもその方程式って人によって千差万別なんですよ。

「普通は…」や「常識的に考えて…」

という言葉に振り回され過ぎていませんか?

日本に根付く苦労や我慢が美しいとされる美学

文化的な背景も含めて、日本では根付いている意識として

「成長や成功には我慢や苦労がつきもの」
「努力や我慢をしてこそ…」

というものがあります。

いやいや、と思うかもしれませんがライフハックの記事で以前読んだもので、

アスリートにあなたならどっちを選ぶ?と問いを出しました。

・1ヶ月苦労して一生懸命練習して、試合に負ける
・1ヶ月休んで楽して、試合に勝つ

結果は95%のアスリートが前者を選んだというものがありました。

驚愕ですよね。

苦労しなければならない
努力こそが大事

という意識が染み込んでいると同時に、

楽をする=悪

という概念が染みついているのだと感じます。

でも楽をするのって本当に悪いことでしょうか?
悪いとしたら理由は何だと思いますか?

「楽しやがってって言われる」
「苦労してないものは軽くみられる」
「楽をしたら迷惑がかかる」

などでしょうか?
ここから浮き出てくるのが

「人にどう見られるか」 

を主軸にしている人が多いということではないでしょうか。

楽をするために迷惑をかけてしまっているのは少し楽する方法を考えなければいけませんが、でもそれ以外はぶっちゃけどうでもいいことですよね?

確かにそれによって多少の弊害が生まれるかもしれませんが、悪ではないですよね。

ましてやのびのびと勉強を楽しむ子供を阻む理由になんて成り得ないし、働き過ぎて体調を崩して結果1日休むどころかどこにも行けないほどに心身共にぼろぼろになるほどの理由ではないはずです。

勿論なんでもかんでも楽しろって訳じゃないですよ?

努力や苦労というのはしなきゃいけないのではなく、やりたいことを目指していく中でやむを得ず必要になったひとつの通過点でしかない。

やりたいことに向かっているときにぶつかる努力や苦労は苦しみではない。

また小さなことですがひしひしと日本人的感覚を感じることのひとつに、
睡眠不足自慢、残業自慢があります。

睡眠不足や残業を自慢するのは日本人くらいです。
海外に行って「昨日3時間しか寝てないよ」なんて言えば、それこそ馬鹿なの?自己管理してないの?となります。

逆に海外では一回や二回くらい風邪をひいても自己管理能力がどうこう言われることはありません。病気は病気でなってしまうもの。なってしまったらしっかり休んではやく治すべき、なのです。



勉強ってしなきゃいけない?

楽をすることは悪じゃないし、努力や我慢は買ってまでしなくていい。

ですが、では勉強はするべき?しなきゃいけない?という点では

勉強はするべき!

とお伝えしたいです。
えー!努力しなくていいって言ったじゃん?!
と思うかもしれませんが、そうです。

努力や苦労を減らすために勉強は有効なんです!

これは声を大にして言いたいです。

勉強と言っても学校の勉強だけではないです。
数学の知識やら古文漢文やら、そんなのは別に何でもいいです。

どの教科でもなんでもそうなのですが、学生時代の勉強は勉強内容そのものよりも、
「勉強の仕方」
が大事なんです。

人それぞれ効率的な勉強方法って違いますよね?

一回で覚えちゃう人もいれば、何回も何回も書かなきゃ覚えられない人。

自分にとって一番効果的で効率的な勉強方法を学ぶために学校の勉強はある、と私は考えています。勉強が出来ない人って、自分にとっての勉強方法を知らないだけなんです。

学生時代は時間もあるし最高の学びの時間です。

ここでどれだけ「自分にとって効果的な勉強方法」を知っているかで、人生が変わります。

いい大学出ていい就職とかそんなナンセンスなことを言っているわけではないですよ?

自分の力で生きていかなくてはならなくなった時、自分のやりたいことが見つかった時、そういうときに、新しい分野や新しい知識をつけなければならない場面というのが沢山あります。

そうなってからまた一から自分にとっての勉強方法を学ぶ?

効率的な勉強方法を知らないから学ぶのに時間がかかってアイディアを形にする前に諦めてしまう?

めちゃくちゃ大変です。
それこそ苦労と努力がめちゃくちゃ必要になります。

けれども自分の効率的で効果的な勉強法を知っている人はどうすればいいか分かっているからそうでない人の何十倍もはやく学べます。

そう、楽なんです。

勉強が苦じゃなくなるんです。

私が頭いいなぁと思う人はそういう人です。
頭の良さは行動の速さに直結します。

勉強は自分の人生を楽にするための武器です。

活用しない手はないでしょ。

絶対人生が何倍も楽しくなるから、真面目になりすぎず、
型にはまらず、ゲーム攻略するみたいに勉強楽しんで!



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Kazinga!

Kazinga!

器用貧乏ならぬ器用リッチ。日本を拠点に海外を転々としたりしています。 好きな言葉『為せば成る為さねばNOOO!!』刈上げ女子に萌える30代♀